「悪運が強い」の意味、正しく理解してますか？

日本語には意味を間違えやすい言葉がたくさんあります。
その中の代表的なものの一つが「悪運が強い」ではないでしょうか？

ここでクイズ。
以下の文章を見てください。

・交通事故にあってかすり傷だけで済むなんて、悪運が強くてよかったね。

この例文の「悪運が強い」の使い方は、正しいでしょうか。間違っているでしょうか。
答えは下に
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答えは「間違っている」です。
悪運が強いとは
「悪いことをしてもその報いを受けず、成功を収めること」を表します。
しかし今回の問題文のように「不幸中の幸い」という意味で使われてしまう事が少なくありません。

言葉の意味は変わっていくもの。
とはいえ、辞書に載っているような言葉の意味を独自解釈で使用してしまうと相手に間違った意図で伝わっていく可能性があります。

リアルタイムのコミュニケーションが減った現代だからこそ、言葉はできるだけ正確に使いたいものですね。

#なぜなにじーく