「は」と「が」の違い、わかる？

何気なく使っている「は」と「が」、無意識に使い分けているけど、どう違うかと言われると意外と説明が難しい。

ここらで一発まとめておきましょう！

①
「は」の文章では伝えたい内容は「は」より後！
「が」の文章では伝えたい内容は「が」より前！

例）
私は、委員長を務めています。
→　重要なのは委員長であるということ。

私が、委員長を務めています。
→　重要なのは委員長が自分であるという情報。

②
「は」の文章は共通認識の事実！
「が」の文章は目の前の光景をその場で判断！

例）
花火は綺麗だ
→　誰しもの共通認識として花火は綺麗であるという事実。
　　
花火が綺麗だ
→　実際に目の前で見た花火を美しく感じている事が伝わる。

③
「は」は対比に使う事ができる！

例）
おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。

④
「が」には排他的な意味や対象を指定する役割を持たせられる！

例）
彼が私たちのリーダーです
→　他の誰でもない彼こそがリーダーであるという情報。

例）
クッキーが好きです
→「私は」と言う主語を省き好きの対象がクッキーであるという目的語を前に置く事ができている。

たった1文字の違いでも読み手に与える印象は大きく変わります。
文字情報でのやりとりをする機会が多い現代社会。
細部までこだわって、言いたいことが相手にしっかり伝わる文章を作成するよう心がけたいものですね。

#なぜなにじーく