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桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿

桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿

2025/03/27

桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿

桜と梅の庭師
昔々、とある大名の庭には見事な桜と梅の木が植えられていた。庭師の源助(げんすけ)は、その手入れを任されていたが、まだまだ若手で、木々の扱いには慎重すぎるところがあった。

ある日、大名が庭を歩いていると、梅の枝が伸び放題になっていた。

「源助よ、この梅の木、ずいぶん枝が乱れておるが、手入れをしておるのか?」

源助は慌てて答えた。
「はい、殿。ですが、切るのが怖くて、あまり手を入れておりません。」

大名はふむ、と頷き、さらに桜の木を見上げた。桜の枝も、何やら不自然に短くなっている。

「これはどうした?」

源助は少し自慢げに答えた。
「はい、桜は大事にせねばと、少し剪定をいたしました。」

すると、大名は笑いながらこう言った。
「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿という言葉を知らぬのか?」

源助は首を傾げた。

「桜の木は切ると弱りやすく、病気になりやすい。一方で、梅は剪定してやると元気に育つものだ。だから、桜をむやみに切る者は馬鹿、梅を放っておく者もまた馬鹿と言うのだ。」

源助は顔を赤らめながら、「次からは気をつけます」と頭を下げた。

それから源助は、木の性質をよく学び、庭師としての腕を磨いていったという。

この小話の教訓は、物事には適切な対処法があり、正しく学び、実践することが大切だということですね。

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