有名なことわざ達!生まれが早いのは!
2023/08/10
有名なことわざ達!生まれが早いのは!
言葉は知ってるし
意味も知ってる。
有名なことわざはいくつもありますよね。
でもそのことわざが生まれたのがいつなのかはあまり知らないなあと思い、調べてみました!
生まれが新しい順に三つご紹介!
1.二階から目薬
成立:江戸時代中期(1700年)
江戸時代に書かれた物語の中に登場する言葉です。
とある女性が2階にいるとき、外にいる男性から容姿をからかわれた。
女性は「あなたは目がとっても悪いのね。目薬をさしてあげる。」と言い、二階から目薬を垂らした。
当然そんなものが男の目に入るわけはなくさらにからかわれてしまった。というシーンが元になっています。
転じて、遠くから小さなことをしようとしてもそれがうまくいくわけはない。という意味として広がりました。
ちなみに当時の目薬は点眼ではなく軟膏です。ますます入らなさそう。
2.急がばまわれ
成立:室町時代後期
この言葉は連歌師である宗長が残しました。
誕生の舞台は琵琶湖!
琵琶湖の反対側まで行こうと思った時、当然水上を船で横切るのが最短のコースです。しかし琵琶湖の水上は比叡山からの拭き下ろしの風が強くて前に進まない!
そのことを知っていた宗長は風の妨害のない陸路を選び琵琶湖を回り込むように進んだのでした。
まさに「急がば回れ」の言葉の通りですね。
3.弘法にも筆の誤り
成立:平安時代
どのような達人でもミスをしてしまうことはあるという意味のことわざです。
弘法とは平安時代の僧、空海のこと。
空海のようなすばらしい僧でさえ書き損じる事があり、それが由来となってうまれたことわざです。
今回は3つ、ことわざを紹介してみました。
具体的なエピソードが加わるとぐっと身近に感じますね。
みんなが知ってるあの言葉の語源も、実は意外なところにあったりするかもしれませんよ。
#言葉の魔法ハギクロス