スピッツ『青い車』
2021/08/05
今回は、スピッツの『 青い車 』に登場する歌詞について紹介していこうと思います。
この曲は、
「冷えた僕の手が 君の首すじに 咬みついてはじけた朝 永遠に続くような 掟に飽きたら シャツを着替えて 出かけよう。」
というフレーズから始まります。今回考察したいのは、この
「シャツを着替えて出かけよう。」
の部分です。
普通、外出するときは部屋着などから外出用の服に着替えるため、「シャツに着替えて出かけよう。」の方がしっくりくると思います。ではなぜ、「シャツを着替えて出かけよう。」なのでしょうか。
曲の冒頭で、きっとこの曲に登場する「僕」は「君」のことを殺めてしまったのではないかということが分かります。そのため、「僕」も「君」と一緒にあの世へ行こうとしたのではないでしょうか。その際に、けじめとして最後の着替えをし、今まで着ていた服とは違う別の服に着替えたのではないかと考えられます。
歌詞の考察をしてみると少々怖い部分もありますが、夏にぴったりの爽やかな曲なので皆さんもぜひ聴いてみて下さい。
その他の音楽考察はこちら→現役大学生の音楽考察
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