江戸を守った海上要塞、品川台場へ!……のはずが、太陽との戦い...
2026/10/15
江戸を守った海上要塞、品川台場へ!……のはずが、太陽との戦いに?
レインボーブリッジを歩いてきました。
えっ、レインボーブリッジって歩けるの?
そう思った方、実は歩けるんです。遊歩道が整備されていて、サウスルートとノースルートの2つから東京湾の景色を楽しめます。
今回、サウスルートを歩きながら眺めていたのが、写真に写っている緑豊かな場所。現在は「台場公園」として整備されている、品川台場の第三台場です。
一見すると、海に浮かぶ小さな公園。芝生が広がり、松の木が並び、のんびりとした雰囲気が漂っています。
ところが、ここにはなかなか物騒な歴史があるのです。
黒船来航!江戸幕府、海の守りを固める
時は1853年(嘉永6年)。
ペリー率いる黒船が浦賀沖に現れ、日本中に大きな衝撃を与えました。
それまで鎖国政策を続けていた江戸幕府にとって、外国の軍艦は大きな脅威。江戸の町を守るため、幕府は江戸湾の防衛を強化することになります。
そこで建設が進められたのが、品川台場です。
海上に砲台を築き、外国船が江戸湾の奥深くまで侵入するのを防ごうという計画でした。現在のお台場という地名も、この砲台に由来しています。
つまり、今ではショッピングや観光で人気のお台場も、その名前のルーツは江戸幕府の防衛施設にあるわけです。
歴史を知らずに歩いていたら、なかなか気づかない話ですね。
そして、写真に写っている第三台場も、その品川台場の一つ。
現在は公園として整備されていますが、かつては江戸を守るための重要な軍事施設だったのです。
緑の芝生に松の木。青い空に穏やかな東京湾。
この景色からは、黒船来航に揺れた幕末の緊張感など、なかなか想像できません。
時代が変われば、同じ場所でも役割がずいぶん変わるものですね。
それにしても、10月なのに暑すぎる!
さて、歴史の話はここまで。
実際に歩いていると、別の問題が発生しました。
暑い!
いや、暑すぎる!
レインボーブリッジのサウスルートは、日差しが容赦なく降り注ぎます。
10月ですよ。もう秋ですよ。
ところが、こちらはタンクトップ1枚でも汗だく。
「秋だから、そろそろ涼しいだろう」
そんな甘い考えは、太陽の前ではまったく通用しませんでした。
江戸幕府は黒船の襲来に備えて砲台を築きましたが、私はまさか10月の太陽にここまで苦しめられるとは思ってもいませんでした。
幕府の危機管理能力を、少しは見習うべきだったかもしれません。
日差し対策、完全に甘かった!
帰りはノースルート。まさかの別世界!
なんとか芝浦まで歩き、帰りはノースルートを選択。
すると、どうでしょう。
日差しがない。風が吹いている。
涼しい!
いやあ、快適です。
先ほどまで汗だくになっていたのが嘘のよう。吹き抜ける風が気持ちよく、今度はむしろ肌寒いくらいです。
同じレインボーブリッジなのに、サウスルートとノースルートでこれほど違うとは!
もちろん、日差しだけでなく風の影響もあるのでしょうが、太陽の力をまざまざと思い知らされました。
行きは汗だく、帰りは肌寒い。
なんとも極端な散歩です。
品川台場が教えてくれたこと?
今回の散歩では、江戸幕府が黒船来航をきっかけに築いた品川台場の歴史に触れることができました。
現在の第三台場は、かつて江戸を守るために築かれた海上砲台。今では、東京湾の景色を楽しみながら歴史を感じられる場所になっています。
こうした史跡は、背景を知ってから眺めると、景色の見え方が変わりますね。
ただし、今回、私が身をもって学んだことは、歴史だけではありません。
太陽を甘く見てはいけない。
これに尽きます。
江戸幕府は黒船に備え、私は10月の太陽に備えられなかった。
次に訪れるときは、もう少し日差し対策を考えたいと思います。
皆さんもレインボーブリッジを歩く際は、季節に油断せず、日差し対策と羽織るものをお忘れなく。
歴史探訪のつもりが、最後は自然の偉大さを思い知らされる散歩となりました。
いやはや、なかなか侮れない東京湾です。
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