もしも自転が止まったら

「何時何分何秒地球が何回まわった時〜?」

なんと懐かしい響きでしょうか。誰もが小学生の頃に一度は聞いたことがあるでは?このような質問は所謂”クソガキ”が話を逸らす際に使う常套手段であり、受け手は基本「めんどくせ~なぁ」と思いながらもその場をやり過ごす他ありませんね。さらに困った事にこの質問だと、自転公転のどちらを答えれば良いのか分かりません。そのあたりもはっきりさせてから質問してほしいものだなと思ってしまいます。

自転  … 地軸を中心に惑星が回ること。地球は大体1日で一周する。
公転  … 恒星(太陽)を中心に回ること。地球は大体365日で一周する。
今回は、この自転にスポットライトを当てて、「もしもの世界」を考えすぎてみましょう。
もしも自転が止まったら
毎日同じくらいの間隔で朝と夜が交互に訪れるのには自転が関係しています。地球が自転することで、太陽の光が届く面と影になる面が徐々に変化します。そのため、日本が昼の時は地球の反対側にあるブラジルは夜になっています。
–ではもしもこの自転が突然止まってしまったら、どのようなことが起こるでしょう。
「朝が来なくなる?」「時間が止まる?」さまざまなことが起こるように考えられますが、私が考える結論はズバリ、
『 全てが吹っ飛ぶ 』
です。
慣性力のはなし
皆さん、電車に乗っていたら急ブレーキが掛かってバランスを崩してしまった、という経験はありませんか。これは高速で走行している電車内にいる時に、急に電車の加速度が変化すると、乗っていた乗客や荷物は元の運動を続けようとするため、力が加わったように感じるのです。このような見かけの力慣性力といいます。
地球の自転が突然停止した際にもこの慣性力を考えることができます。私たちは普段から地球が回転していることはあまり肌で感じることはありません。しかしながら、地球は超高速回転をしています。「その速度なんと赤道上で時速1700km!」新幹線の最高速度でさえ時速300kmほどなのでその5倍以上あることになります。
地球の速度を求めてみよう!
赤道の距離…約4万km        自転周期…一日 = 24時間速度[km/h] = 距離 [ km ] / 時間 [ h ] より
= 40000 / 24
= 1667km/hつまり 約1700 km/h
このように、超高速で回転している地球の上でもその動きを感じないのは、私たちも地球と一緒に超高速回転しているからです。上に示した電車の急ブレーキの例を考えると、その何倍も高速で回っている地球が急停止したら、、。
考えるだけで恐ろしいですね。
昼と夜のはなし
ここからは「地球の自転が急に止まったら」ではなく、「もともと地球に自転がなかったら」ということについて考えすぎてみましょう。
導入でも述べたように、毎日朝と夜が来るのは地球が自転しているためです。もしも地球の自転が全くなければ、地球が太陽を一周するうちに朝と夜はたった一回ずつしか来ないでしょう。
では、朝と夜が一年に一回しか来なかったらどうなるでしょうか。
季節によって気温の差が生じるのは、一日の日照時間の差が関係しています。太陽が当たる時間が長い夏は暑く、短い冬は寒くなります。たった数時間の日照時間の差でこんなにも気温の違いが生じるのです。半年間がずっと夜でもう半年間がずっと昼という世界、その寒暖差は恐ろしいものであることは間違いなさそうです。
地球が自転をしていても北極圏や南極圏では、一日中太陽が沈まない現象が観測できます。これは地軸の傾きが関係しており、夏季に起こる一日中太陽が沈まない現象を白夜、冬季に起こる一日中太陽が昇らない現象を極夜といいます。
球体のはなし
「地球は丸い」という文言をよく耳にしますね。しかし、地球は完全な球体ではなく、地軸方向に少し潰れた形をしています。これは、自転による遠心力によって外に引っ張られる力がはたらくためです。遠心力は上に述べた慣性力の一種であり、赤道と垂直方向にはたらくため、赤道上で最もその力が大きくなります。ロケットの発射場が緯度の低い場所に多いのは、地球の自転による遠心力を利用して、これを打ち上げるのに使うエネルギーに利用しているためです。そのため地球の自転がもしなければより球体に近い形をしていたのかもしれません。

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SIEGの願い

「勉強とは、自らが積極的に行わなければいけないものである。」これが、ジークの基本的な考え方です。
人に言われたから勉強している。
やらなければいけないから勉強している。
これでは、学びは有意義なものにはなりません。勉強はなんのためにするのでしょうか。
それは、他者を助けるためであると私たちは考えています。
目の前に困っている人がいるとして、
その人の国籍や年齢、性別や境遇、知識量等を加味した上で適切な言葉で適切な対応ができなければ目の前の人を助ける事は出来ません。
そのためには多くの知識が必要です。
だからこそ、たくさん勉強してほしいと思っています。情けは人の為ならず。
多くの人を助ける事は、
多くの人から助けてもらえる自分を作る事と同義です。
人と繋がる事は、自らの可能性を広げることにつながります。あなたも自らの可能性を広げ、自らの考える幸せな道を歩んでほしいと願っています。

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