現在、対面授業・ZOOMによるオンライン授業の選択が可能です。

だってあなたがそう言うから

”してはいけない”と”することができない”は全くもって別のものだと思います。

 

突然ですが、次のような会話を誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

「あー〇〇君、いけないんだー!」

「なんでよ」

「だってそれ、先生がやっちゃダメって言ってたもん」

この会話の面白いところは、注意する側もされる側も〇〇君の行動についての根本的な問題を理解していないということです。ルールを作る先生という存在が2人の行動を制限しているが、その意図を2人は把握していない。少し考えてみてください。この状況、非常に危険だと思いませんか。

先生がこうだと言ったからそれに従う。聞き分けの良い子は先生側からしたら煩わしく手が掛かることが無いため、非常に面倒が見やすいという印象が大きいでしょう。しかし何も自分で考えることなく、ただルールに従うということは有事の際の判断力に欠けたり、悪意のあるルール創設者に支配されてしまう恐れがあります。なぜこのようなルールがあるのだろうと疑問に思い、分からない場合はルール設立者にその意図を聞くこと、またそれが間違っていると感じた際はその旨を伝えることが大切だと私は思います。そして同時にこれは我々人間が人間として社会の中で生きる上で与えられた特権であると考えます。どんな機械でもプログラムされたこと以上の処理をすることはありません。また人間以外の生物も群れを形成することはあっても、そこに細かい事象に対するルールを確立できるのはやはり人間だけでしょう。

ルールを作るのも人間、従うのも人間。そしてそれは破ろうと思えばいつでも破ることができる。全く自分のやりたいように生きることだってできる。また、自分が身勝手な行動を取ることによってルールによって裁かれるかもしれないし、あるいは賞賛されるかもしれない。被害を被る人がいるかもしれない。救われる人がいるかもしれない。大切な人を傷つけるかもしれない、守れるかもしれない。

結局ルールの中で生活していても、最終的に自分を動かすのは他の何者でもない自分自身です。このことを胸に留めながら、自分が生きたいように生きていけたらいいなと思うばかりです。

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