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バック・トゥ・ザ・ナウ

『もしタイムマシンがあったら過去に行きたい?未来に行きたい?』

誰もが一度はしたであろうこのような会話。現実味のない不毛な会話と考える方も少なからずいらっしゃると思いますが今回はこの“もしも“の話について考えすぎてみましょう。

時はXXX年。ある偉大な科学者は遂にタイムマシンの発明に成功します。まあ愛着も大事なので名前でもつけてやりましょうか。カルシファー博士にしましょう。

さあカルシファー博士、いよいよ彼は人類初の時空旅行者となるわけですが、前例がない発明品を利用することになるので成功を確認する必要があります。つまり一発目で大昔や遥か遠くの未来に行く訳にはいかないんですね。

ここで博士に2択の選択が迫られます。過去か未来か。ここで博士は未来を選択したことにしましょう。エンタメ好きなカルシファー博士、映画“バック・トゥ・ザ・フューチャー“で過去に行くリスクを理解していたのでしょう。とんだご都合設定ですね。

さて、博士の出発から数時間が経ちました。そろそろ帰ってくる頃ですかね。近い未来がどうなっているのかそわりそわり、、

そうこうしている間に博士を乗せたマシンが音を立てて戻って来ました。博士は慣れないマシンからの脱出に躓きながらも満足げに言います。『マシンの発明は成功。未来は今よりずっと豊かになっており、私の名を知らないものはいなかったよ。』

研究室で帰りを1人待っていた助手は大喜び。ところが話を聞き進めるところ博士の名を世界に轟かせたのはタイムマシンの発明によるものではないそう。

え?じゃあなんなんだよ。って?まあそう焦りなすんな。タイムマシンの発明をするほどの大天才カルシファー博士。そう、彼が旅行してすっ飛ばして行った時間に“その時間の彼“が何か他に偉大な発明をしていてもおかしくない。

未来でそれを理解した博士は、未来の自分を誇りに思いながら、自分が見た未来を実現すべく、必死に自分を追いかけ続けるのです。博士にのしかかる重しは凄まじいものでしょう。もしかしたら博士が見た未来の中に、彼よって救われた命があったかもしれない。もし彼が残された時間のうちにその研究を成功させることができなかったら、、

過去を変えると現代が変わってしまうように、現代を変えると未来も変わってしまうんですね。ああ恐ろしい。

ここでカルシファー博士時空旅行記は終了です。このお話の教訓のようなものは詳しく考えていなかったのですが、少なくとも今の自分と未来の自分は切り離せない関係になっているということは確かです。

新学期も新学期、まだ気の合う友達が見つからないという方もいるかもしれません。たまたま隣の席になった人と、小さな出来事について少し考えすぎてみてはいかが?もしかしたら素敵な出会いがあるかもしれませんよ。

その出会いも未来を構成する“一部“になるのですから。

 

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