幼児社会の中の理不尽

私の通っていた保育園は”理不尽”で溢れ返っていました。

まず最初に,みなさんはこの歌を知っていますか?

「キラッキラっキラッキラッてはおひざ〜」

お弁当の前や,朝の会,帰りの会の前に必ず歌わされました。この世界ではこの儀式が慣わしとなっているので,郷に入っては郷に従え,私は文句など言わずに従っていました。この歌には少々特殊な振り付けがついているのですが,それがどうも保育園児の私には腑に落ちませんでした。

今日も元気にいただきます。先生の掛け声とともに周りのおともだちはフォークに手を伸ばす。そこで私はこう思いました。

いやいやみんな騙されとる!そこ膝ちがう!太ももや!

その事実に気づいた時から従順な私は,先生が”おとなしくして”を伝えるために「てはおひざ」という呪文を唱える度に無理な体勢でそれが解かれるのを待つしかありませんでした。

 

保育園の悪事はこれだけではありません。

園児はみんな元気いっぱい。毎日走り回って,時には転んで怪我をして,,

私もその例外ではありませんでした。子供って歩くのにまだ慣れていないので,何もないところで転んでしまうことって多いんですよね。このような事態に陥った時,組織はその事実を揉み消そうと試みます。ある悪魔の呪文を使って。

「イタイノ・イタイノ・トンデイケ〜」

先生がこの呪文を唱えると一時的に自分の身体から苦痛は取り除かれました。しかしイタミを飛ばした先にいる他の先生はそれを受けて悶絶する,,,

自分の不注意による過ちによって他人を苦しませてしまうことを,当たり前のように感じました。私のせいで痛みを被ったのだからせめて絆創膏でも貼ってやらなければ割に合わない。と,さも親切心を差し出しているような振る舞いをしてみるがそもそもこの先生が傷ついたのは自分のせいだ。なぜそれに気づかなかったのだろう。ああ恐ろしい。

最後に,オニゴッコという悪魔の遊びを紹介します。

みなさんやったことありますか?オニゴッコ。これは,”オニ”と呼ばれるおともだちから時間が許す限りフィールドを逃げ回るというものです。この至って単純な遊びにも,私は理不尽を感じていました。

捕まるのが怖い。私何も悪いことしていないのに。なんで逃げなきゃいけないの?,,,

私は幼いながら,なんと理不尽を打開する策を思いつくのです。

みんなはやりたがらない選択。まさに逆転的発想。

そう,オニになってしまえばいい。

それ以来,私は保育園時代の中で憐れに逃げ回る役をやることはなく,疲れたらいつでも休むことができ,わざわざ自分が不利益を被る立場に回ることは無くなりました。

 

みなさんも日々の理不尽に惑わされすぎず,上手に受け流し,時には立ち向かって,ともにこの世界を楽しんでいきましょう。

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生徒の学習状況を把握しながら進める「双方向型」の授業スタイルです。授業内容を一方的に伝える受け身の授業は、理解度やスピードの点から考えても能動的授業に劣ります。出来るところはどんどん先に進み、分からないところは質問をして解決する。対面授業でもオンライン授業でも、生徒の顔や様子、学習状況を把握しながら授業を進めていきます。勉強本来の楽しさを伝え、自ら進んで勉強することを可能にしてしまうのが、ジークです。
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